フォノイコライザーでレコードを楽しむ

フォノイコライザーでレコードを楽しむ


■「フォノイコライザー」とは?
「フォノイコライザー」という言葉を知らない人に簡単に説明すると、フォノイコライザーとはレコード再生に必須な機能の一つです。
このフォノイコライザーがないとレコードを再生するときに正確な音で再生することができません。

フォノイコライザーの商品ページはこちら

https://exclusive-audio.jp/collections/a7



一般的にCDをプレーヤーで再生したいとき、ケーブルでCDプレーヤーの出力端子とアンプの入力端子を接続するだけで大丈夫ですが、レコードの場合、うまく再生されないことがあります。
よくある事象として、レコードプレーヤーを購入して家にあるアンプにつないだのに音が鳴らない、または「蚊が飛んでいるような程の小さな音」しか聞こえないという事があります。
これは一体どういうことなのでしょうか。

レコードはCDとは違い、レコードをプレーヤーで再生したいとき、レコードプレーヤーとアンプを接続する際にアンプ側の「PHONO IN」という入力端子に接続しないと、前述のように音が鳴らなかったり、小さい音しか聞こえないという状況になります。
通常であれば、Hi-Fiオーディオ用のアンプにはフォノイコライザーが搭載されているので、アンプ側のPHONO IN端子に接続すれば大丈夫です。

その一方で、昨今の市場で出回っている小型アンプやミニコンポにはフォノイコライザーはほとんど搭載されていません。
そもそもではありますが、フォノイコライザーが搭載されていない小型アンプなどにはPHONO IN端子がありません。その場合は、フォノイコライザー(人によっては「フォノイコ」と略されたり「フォノアンプ」「フォノプリアンプ」と呼ばれる)が必要になります。


さて、ここまでレコードを再生するにはフォノイコライザーが必須だということがわかりました。
しかし、なぜフォノイコライザーが必要なのでしょうか?

■フォノイコライザーの主な2つの働き
フォノイコライザーには2つの働きがあります。

1つ目は、出力レベルを上げることです。
CDプレーヤーなどのオーディオ機器からの出力信号が2V(ボルト)程度である事に対し、レコードプレーヤーからの出力は0.1~5mV(ミリボルト)と非常に小さい信号です。
これが小型アンプで聞くと音が小さい理由です。
そのため、信号を十分な出力レベルまで増幅しなければなりません。

2つ目は、レコードに記録された音を本来の音に復元することです。
レコードに記録される時、低音は小さく、高音は大きく記録されます。
しかしこのままだと本来の音とは違う状態なのでこれを復元しなければなりません。

その際にキーワードとなるのが「RIAAカーブ」です。

RIAAカーブを逆手にとって、フォノイコライザーを通してレコードを再生する際に記録されたやり方とは逆のことをします。
つまり低音を大きく、高音を小さくすることで本来の音に復元します。

フォノイコライザーの役割をもう一度整理すると、レコードの非常に小さい出力を増幅し、低音と高音を補正することで本来の音に復元するということです。


■RIAAカーブとは?
まず「RIAA」とは「Recording Industry Association of America(アメリカレコード工業会)」のことで、アナログレコードの標準化を目的として1952年に設立され、54年には今日のスタンダードとなっている世界共通規格です。

当時はモノラルからようやくステレオに移行する少し前で、レコード会社によって微妙にカーブの違う規格が乱立し、かけたレコードと再生のイコライザカーブが異なっていたりしていてうまく再生されませんでした。
そこでひとつに統合されたのが「RIAAカーブ」です。

様々なイコライザーカーブにも対応出来るフォノアンプはこちら

https://exclusive-audio.jp/products/5640mk4

https://exclusive-audio.jp/products/cap1004



■レコードの針

レコードの針(レコードカートリッジ)は、一般的には2種類のタイプがあり、そのタイプ次第で、どのように対応しているのかが重要となります。

始めにカートリッジの違いについて軽くご説明いたします。

・「MM(ムービング・マグネット)型カートリッジ」
ほとんどのカートリッジはMM(ムービング・マグネット)型です。
出力電力が高く、PHONO IN端子のあるアンプにレコードプレーヤーを接続すれば、簡単にレコード鑑賞が楽しめます。

・「MC(ムービング・コイル)型カートリッジ」
MC(ムービング・コイル)型は高音域再生での反応が良いとされており、MM(ムービング・マグネット)型に比べ、一般的に高値ですが、高性能とされています。
その反面、MC型は内蔵のコイルのターン数(巻数)を増やせないため、出力がMM型に比べて1/10くらいと低く、そのままアンプのPHONO IN端子に入れても音量が小さ過ぎるので、MC型対応のフォノアンプを使うか、力強い音を出せるようにする増幅する昇圧トランスなどの助けを借りることになります。

レコードカートリッジの商品ページはこちら

https://exclusive-audio.jp/collections/c2



「MC昇圧トランス」

MC型カートリッジはMM型カートリッジに比べ電圧が低いため電圧を上げる必要があります。
MC型カートリッジからの電気信号をトランス(変圧器)を使って昇圧させる機器です。
コイルの巻数比を利用して電圧を上げるため、電源不要で力強い音質となります。


確認としては、MM型のカートリッジでPHONO IN端子がないアンプの場合は、フォノイコライザーが必要になり、MC型のカートリッジでPHONO IN端子がないアンプの場合は、昇圧トランスとフォノイコライザーが必要になります。

昇圧トランスの商品ページはこちら

https://exclusive-audio.jp/collections/c3