山本音響工芸 "2A3"シングルステレオアンプ A-011

A-011では2A3の持っている能力を100%発揮させるため回路。2連式の入力ボリュームを装備し最もシンプルでハイクオリティーなシステムで、CDプレーヤーをダイレクト接続して最高のクオリティーが得られます。A-011はドライバー段、出力段共に1個の真空管のみで構成されていますのでCDプレーヤーを接続するとたった2本の真空管だけを通ってCDのサウンドが再生されます。

ドライバー管に717Aを、整流管に音の良い"80"を採用し音質向上

通常のプリアンプを使用して入力のレベルをコントロールして使用するのはもちろん、CDプレーヤーのみならず、ゲインが少し大きめであればアナログイコライザーアンプやその他の入力器機も接続可能です。
717A,2A3真空管のヒーター回路はノイズを最小に抑えるため両波整流のDC点火とし、整流器には米国インターナショナル・レクチファイヤー社の超低損失で大容量なショットキーダイオードを採用、A-011ではその低インピーダンス故のエネルギッシュで迫力のあるサウンドを得られています。

レギュレーションに優れたトロイダル電源トランスとハイビータイプのカットコア出力トランスを採用し優れた音を実現しました。
A-011に使用している電源を含めた大部分のコンデンサーは厳選した特別製のフィルムコンデンサーを採用し、音質的に劣るケミカルコンデンサーの使用を極力減らしています。また抵抗器もDALE社の巻線抵抗やメタルクラッド抵抗、大容量表面実装抵抗など高音質パーツを厳選使用しています。本機は約0.4Vの入力電圧で最大出力4Wが得られるよう設計されています。