高品質テフロンソケット
米国系5本足の真空管に使用
米国系5ピン真空管のための専用ソケット
UY-5P は、米国系5本足真空管に対応するために設計されたチューブソケットです。
WE272A や WE311A など、初期の米国真空管に見られる UY-5P ベース形状に正確に対応し、確実な装着と安定した動作を目的としています。挿入方向には決まりがありますので、取り付け時には向きを確認してください。
取付寸法と対応真空管
取付穴径は30mm、ビス間隔は38.2mmです。寸法図中の高さ(H)は12mmとなっています。
対応真空管は WE272A、WE311A などの米国系5ピン真空管です。

精密加工による安定した保持構造
ソケット本体は、フッ素樹脂(四フッ化エチレン)を無垢材から削り出して製作されています。ピンは丸形の切削加工によって一体的に固定されており、ガタつきがなく、真空管を確実にホールドします。この構造により、動作中の微振動が接点に与える影響を抑え、音質の安定性と信頼性を高めています。フッ素樹脂は、固体材料の中でも極めて高い電気絶縁性と低い誘電率を持つ素材です。耐熱性にも優れており、真空管アンプの高電圧環境下でも安定した性能を維持します。電気的なリークや不要なノイズの発生を抑え、アンプ全体の動作を安定させる基盤となります。

リン青銅ピンと金メッキによる信頼性の高い接触
ソケットピンには、強度とバネ性に優れたリン青銅を採用しています。真空管の抜き差しを繰り返しても接触圧が安定し、長期使用においても信頼性の高いコンタクトを維持します。さらに、磁性のない下地材の上に厚めの金メッキを施すことで、酸化を防止し、接触抵抗の変化を抑えています。

クラシック真空管アンプ製作に適した基本パーツ
UY-5P チューブソケットは、素材選定と加工精度に重点を置き、クラシックな米国真空管の特性を安定して引き出すために設計されています。信頼性を重視した真空管アンプ製作において、安心して使用できる基本パーツです。









