高品質テフロンソケット
211や845に使用するジャンボ4Pタイプのソケット
211・845 系大型送信管に対応する4Pソケット
本製品は、211、845、242、832 などに代表される大型送信管に対応した4ピン仕様のチューブソケットです。取付穴径は55mmφ、ビス間隔は48mm×4と、211/845 クラスの真空管を用いるアンプ設計に適した寸法で構成されています。ロック機構は持たず、ピンの精密な勘合によって真空管を確実に保持する設計となっており、構造のシンプルさと高い信頼性を両立しています。

精密勘合による安定したホールド性能
ロック機構を持たない代わりに、ピンとソケットの勘合精度を極限まで高めることで、挿入時にしっかりとした保持力を得ています。ガタつきが発生しにくく、動作中の振動による接触変動を抑制します。挿入方向を正しく合わせることで、211や845といった重量級真空管でも安定した取り付けが可能です。
フッ素樹脂削り出しボディの高い絶縁性能
ソケット本体には、フッ素樹脂(四フッ化エチレン)を削り出して成形したボディを採用しています。非常に高い電気絶縁性と低誘電率を持ち、耐熱性にも優れるため、高電圧・大電力で動作する送信管回路においても安心して使用できます。音質面でも不要な電気的影響を抑え、アンプの基礎性能を支える重要な要素となります。

リン青銅ピンと厚膜金メッキによる確実な接触
ソケットピンには、強度とバネ性に優れたリン青銅を使用し、長期にわたり安定した接触圧を維持します。さらに、磁性を排した下地処理の上に厚めの金メッキを施すことで、接触抵抗を低減し、微小な信号変化や電源供給の安定性を高いレベルで確保します。211/845の持つスケール感と透明感を損なうことなく引き出す設計です。









