山本音響工芸 OSW-92 (棚板4枚・高さ92cm)
ワイドオーディオラック

桜材の響きと高強度設計。標準的なオーディオ機器を2台並列収納可能

OSW−92は、棚板に30mm厚の桜合板を、支柱には32mm厚の希少なアサダ桜の無垢材を使用した、高品質なオーディオラックです。木材ならではの優れた響きと、高い強度設計が特長です。

高品質な木材と剛性設計

• 高剛性な素材: 棚板に厚さ30mmの桜合板、支柱に32mm厚のアサダ桜無垢材を採用。
• 高強度: 横幅が大きい設計でありながら、強度が大きく、重いものを乗せてもたわむことはほとんどありません。オーディオ機器の性能を安定して引き出します。

余裕のあるサイズと拡張性

• ワイド設計: 全体サイズはW1090×D450×H922mm。
• 収納サイズ: 棚板の内側サイズは**1026mm(W)×450mm(D)** と、標準的な大きさのオーディオ機器を2台並べて収納可能なゆとりのある設計です。
• 棚板の調整: 棚板は**50mm間隔で上下**できます。
• 拡張性: 標準仕様は棚板4枚ですが、別売のOSB-W棚板ユニットをご購入いただくことで、段数を増やすことも可能です。

「ウッド楽器の“木の響き”がぐっと生きるラックだ。」

• このラックを導入すると、ウッドベースやアコースティック楽器の“木らしさ”が濃くなる印象がある。棚板には桜合板、支柱にはアサダ桜の無垢材を使用しており、十分な強度を持ちながら、程よい響きを付加してくれるのだろう。
  実際、ウッドベースの量感はわずかに増し、その輪郭や響きもやや緩やかになる。ただ、これは悪い方向ではなく、金属ラックでは出なかった“ウッドらしい質感”が自然に前へ出てくるような変化だ。シンバルの粒立ちや余韻の成分も濃くなり、音楽全体の情感が豊かになる。
  

「一方で、やや穏やかになる帯域もある。」

• 弱点を挙げるなら、エレキギターのエッジが少し丸くなり、ロック系ではやや穏やかに感じられる点だろう。ただし、これはアクセサリーやインシュレーターとの組み合わせ次第で十分に調整可能な範囲。工夫すれば、ふくよかな中低域と切れ味のある高域を両立させることも狙えそうだ。