銅と銀のハイブリッドが、類のないディテールと温かみを与える
専用設計のアース構造を組み合わせたRougeのフォノケーブル
Rougeシリーズについて
Rouge(ルージュ)シリーズは、フラッグシップNoirの直下に位置するLuna Cablesのサブフラッグシップモデルです。MAUVEシリーズで確立した自然で音楽的な表現を基礎としながら、導体にLCNV(Luna Cable Neo Vintage)銅と純銀単線を併用することで、奥行き感と実体感を細部まで描き出す表現力を獲得しています。LCNV銅導体にはワックスドコットン誘電体を、純銀単線導体にはオイルドコットン誘電体をそれぞれ最適化して使い分け、銅の豊かな音楽性と銀の繊細な解像感を一本のケーブルに統合しています。

Rougeの音は、リッチでナチュラルでありながら、MAUVEを超える奥行きと実体感を持ちます。音場は広く、音像は明確に定位し、ボーカルや楽器の質感が生々しく立ち上がります。作為的な演出を排し、音楽そのものの構造とニュアンスを忠実に描き出す一方で、長時間の試聴でも疲れを感じさせない自然さを保ちます。RCA・XLR端子はロジウムメッキ仕様で、サブフラッグシップにふさわしい接点品質を確保しています。
プロダクト・コンセプト
フォノカートリッジが生み出す信号はラインレベルと比べて極めて微小であり、信号線の素材と構造が音質に与える影響はシステム全体の中でも特に大きな経路です。Luna Cables Rouge Phonoは、Rougeインターコネクトと同じ銅・銀ハイブリッド思想をフォノケーブルに適用した一本です。信号線には1極性あたり1本のLCNV 22AWG銅導体と1本の26AWG純銀単線導体を組み合わせ、銅の音楽的な厚みと銀の繊細な解像感の両方を、カートリッジの微小信号に与えます。

アース構造には3本のLCNV 18AWG導体と1本のLCNV 22AWG導体を投入し、独立したネガティブとシールド/グラウンドによってバランスの取れたフォノカートリッジ信号を維持します。補助コットン絶縁の上から錫メッキ銅ブレードシールドで保護し、ターンテーブル側は5ピンDINのゴールドメッキ銅コンタクト、フォノイコライザー側はRCAまたはXLRに対応。すべての接点を手ハンダで仕上げています。フォノフロントエンドに、他に類を見ないディテールと温かみをもたらす一本です。
Luna Cables:モントリオール発、職人の手から生まれるケーブル
Luna Cablesは、カナダ・ケベック州モントリオールに拠点を置くハンドメイド・オーディオケーブルブランドです。すべての製品はワークショップで少量生産され、一本一本が職人の手によって仕上げられます。量産品にはない丁寧さと、素材へのこだわりがLuna Cablesの音楽性を支えています。

■ LCNV導体(Luna Cable Neo Vintage):ヴィンテージ加工機が生む唯一無二の導体
LCNVはLuna Cable独自の配合・独自の製法で生産される自社製銅導体です。最先端のCNC加工機ではなく、あえてヴィンテージの線材加工機を用いることで、現代の精密機械では再現できない独特の結晶構造と柔軟性を持つ導体に仕上がります。この「古いものの良さ」を現代のハイファイに活かすというアプローチこそが、Lunaサウンドの核心です。

■ 純銀単線導体とオイルドコットン誘電体:Rougeシリーズの解像感を支える
Rougeシリーズのインターコネクトでは、LCNV銅導体に加えて26AWGの純銀単線導体を併用します。純銀は銅に比べて電気伝導率が高く、繊細で透明な高域の解像感をもたらします。この純銀導体にはオイル(油)を染み込ませたコットンを誘電体として用い、低誘電率と制振性を確保。銅導体のワックスドコットン誘電体と使い分けることで、それぞれの導体が持つ音楽的特性を最大限に引き出します。

■ すべての接点を手ハンダで仕上げる、妥協なき職人仕事
Luna Cablesのすべてのケーブルは、接続部の半田付けをひとつひとつ手作業で行います(All connections hand soldered)。機械による大量生産では得られない緻密な接点品質が、信号の透明度と長期的な信頼性に直結します。手間を惜しまないこの工程こそ、Luna Cablesが上位オーディオブランドと肩を並べる理由の一つです。

■ コットンジャケット:内側から外側まで自然素材で統一
外装には柔軟で取り回しのよいコットンジャケットを採用。合成樹脂のチューブにはない適度な柔軟性と吸音性を持ち、設置時の余計なテンションや振動の伝搬を抑制します。素材を内側から外側まで徹底して自然素材で統一するというLunaの哲学が、ここにも表れています。

主な特徴
- 信号線:LCNV 22AWG銅 × 1本 + 26AWG純銀単線 × 1本/極性:銅と銀のハイブリッド信号線をフォノ経路に適用。LCNV銅導体はワックスドコットン、純銀単線導体はオイルドコットンで個別に被覆され、カートリッジの微小信号に銅の音楽的な厚みと銀の繊細な解像感の両方を与えます。
- 専用アース構造:LCNV 18AWG × 3本 + LCNV 22AWG × 1本:独立したネガティブとシールド/グラウンドによって、バランスの取れたフォノカートリッジ信号を維持。低抵抗なアース経路がハム・ノイズの混入を効果的に防止します。
- 補助コットン絶縁 + 錫メッキ銅ブレードシールド:補助コットン絶縁層の上から錫メッキ銅ブレードシールドを施し、フォノ信号のような微小レベルの信号経路を確実に保護します。
- 5ピンDIN(ゴールドメッキ銅)、RCAまたはXLR・全接点手ハンダ仕上げ:ターンテーブル側はゴールドメッキ銅コンタクトの5ピンDIN(ストレート/L型)、フォノイコライザー側はRCAまたはXLRに対応。すべての接点を職人が手ハンダで仕上げています。

| 信号線導体 | LCNV 22AWG × 1本 + 26AWG純銀単線 × 1本/極性 |
|---|---|
| アース線導体 | LCNV 18AWG × 3本 + LCNV 22AWG × 1本 |
| 誘電体(銅導体) | ワックスドコットン |
| 誘電体(銀導体) | オイルドコットン |
| シールド | 補助コットン絶縁 + 錫メッキ銅ブレード |
| 外装 | コットンジャケット |
| コネクター(ターンテーブル側) | 5ピンDIN ゴールドメッキ銅コンタクト(ストレート / L型、ご注文時にご指定ください) |
| コネクター(フォノイコライザー側) | RCA / XLR(ご注文時にご指定ください。DIN/XLRはDIN/RCAと同価格) |
| 接続方法 | 全接点 手ハンダ仕上げ |
| 製造 | ハンドメイド(カナダ・モントリオール) |
| ラインナップ(長さ) | 1.0m(RCA/RCA)/ 1.25m(SDIN/RCA)/ 1.5m(RCA/RCA・SDIN/RCA) |
| 備考 | ・RCA/RCA仕様のフォノケーブルはラインケーブル+グランドケーブルの価格となります。 ・DIN/XLRも製作可能です。価格はDIN/RCAと同じです。 |
Reviews & Testimonials
Rougeフォノケーブルは、アナログ再生の最上流に位置するケーブルとして高い評価を得ています。
【海外専門誌レビュー】Rougeインターコネクト
「Rougeは、まるで往年のフェラーリのセダンを駆るような、直接的で心地よいリスニング体験を提供する。極めて厳格な音楽の提示、作為のなさ、そして音色の豊かさによって、私を完全に満足させてくれる。惹かれずにはいられない。」









