カートリッジの能力を引き出す!
PCOCCに代わる銅素材を更に改良
Description
PC-Triple Cは、高純度銅を特殊な鍛造法とアニール処理(熱処理)を組み合わせて製造した新素材で、生産が終了したPCOCCに代わる導体として開発されました。この製造プロセスにより、結晶粒が連続的に接続し、信号伝送ロスを最小限に抑えつつ、高音質と高い耐久性を実現した注目の素材です。
そして、Fidelixが、アムトランス社と共同開発したのがPC-Trple Cに金メッキを施したのが「PC-triple C Au」です。この素材は、PC-triple Cより、更に音に芯が有理、浸透力に優れています。
PCOCCとの主な違い
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結晶構造の違い
PCOCCは単結晶構造で、滑らかな信号伝送が特徴ですが、物理的な強度が低い面がありました。
PC-Triple Cは複数の結晶を鍛造で連続的につなぎ、強度と信号伝送特性を両立させています。
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アニール処理の効果
アニール処理により結晶構造がさらに整えられ、高周波領域での信号伝送効率が向上しています。これにより、音の鮮明さや解像度が向上します。
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耐久性と柔軟性
鍛造加工とアニール処理により、PC-Triple Cは柔軟性が高く、ケーブルとしての取り回しが良く、長期使用に耐える素材です。
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PCOCCの後継素材
PCOCCの生産が終了した後、PC-Triple Cはその後継として開発され、音質向上と実用性の両立を目指しています。
これらの特長から、PC-Triple Cはオーディオケーブルやアクセサリーの新しい標準素材として注目されています。
端子には燐青銅を採用。ヘッドシェルとの接点の通電性に優れたニッケルクラッドレス金メッキを施しています。