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Fidelix FRT-120K(Pamina)リボン型スーパーツイーター

商品コード:

Fidelix FRT-120K(Pamina)リボン型スーパーツイーター

通常価格 ¥176,000 円
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音楽空間に、さらなる深さと透明感を

超高域の付加にとどまらず、音楽空間全体を自然に整えるリボンスーパーツイーター

Description

音場の空気と響きを自然に引き出す

FRT-120K(愛称:Pamina)は、4kHzから120kHzまでの広帯域再生を実現した、トランスレス構造のリボン型スーパーツイーターです。

その効果は、単に高音域を強調するものではありません。ボーカルの立体感、楽器の余韻、ホールに漂う空気、音像周辺の細かな情報を自然に引き出し、元のスピーカーが持つ表現力をより明瞭に感じさせます。

高域だけが目立つような変化ではなく、音場が豊かになり、音楽全体が自然で開放的に感じられることがFRT-120Kの大きな特徴です。

Fidelix FRT-120K リボンスーパーツイーター

超軽量リボン振動板を全面駆動

振動板には、フィルム上に平面コイルを形成した縦長の超軽量リボン振動板を採用しています。強力な磁界の中で振動板全体を均一に駆動することで、120kHzまでの優れた応答特性を実現しました。

振動板の一部分に力を加える方式ではなく、面全体を駆動するため、振動板そのものに過度な強度を持たせる必要がありません。これにより軽量化が可能となり、入力信号に対して素早く滑らかに反応します。

また、縦に長いリボン形状は水平方向への指向性にも優れており、自然な音場の広がりを得やすい設計です。振動板の前面には保護ガードを設け、柔軟なリボン振動板を保護しています。

FRT-120K リボン振動板

トランスレス構造と内蔵ローカットフィルター

FRT-120Kは、一般的なリボン型ユニットで使用される変換トランスを用いないトランスレス構造です。

内部にはPPSコンデンサーとリッツ線空芯コイルによるローカットフィルターを内蔵しており、そのままメインスピーカーと接続できます。配線材にはポリエチレン被覆の無酸素銅線、入力端子には非磁性体を採用し、信号損失の低減にも配慮されています。

外付けのスーパーツイーター用アダプターは付属していません。FRT-120K本体に必要なフィルター回路が組み込まれています。

硬質木材から削り出したキャビネット

ユニットは、重量と硬度を備えた木材のブロックにマウントされています。木製キャビネットならではの自然な質感を持ちながら、ユニットを安定して保持し、不要な振動を抑えます。

掲載モデルにはブビンガ材が使用されていますが、希少材のため、生産時期や材料の在庫状況によって使用木材が変更される場合があります。

FRT-120K 背面端子

厳密な検査とペアリング

完成した製品は、出荷前に厳密な検査を行い、特性を確認したうえで左右をペアリングしています。左右の再生特性を揃えることで、音像の定位や空間の一体感を損なわず、メインスピーカーの持つ音場を自然に引き立てます。

高域だけでなく、音楽全体の雰囲気が変わる

スーパーツイーターを追加すると、高音域の伸びだけが変化すると考えられがちです。しかしFRT-120Kで印象的なのは、低域を含めた音楽空間全体の雰囲気が変化することです。

空間表現が豊かになり、演奏会場の空気感や細かな響きが聴き取りやすくなります。入力信号に新しい音を加えるというよりも、メインスピーカーだけではわずかに隠れていた情報を引き出す、いわば音楽再生の「隠し味」として働きます。

設置と調整について

基本的にはメインスピーカーの天面に設置し、振動板の前後位置をメインスピーカーのバッフル面や高域ユニットの位置に合わせながら調整します。

前後位置を少しずつ変えることで、音像のまとまりや空間の広がり方が変化します。まずは左右を同じ位置に設置し、音楽を聴きながら最も自然に一体化する位置を探してください。

MJ誌の試聴では、能率91dB、8ΩのKEF Q950と組み合わせています。FRT-120Kは86dB、6Ωですが、能率差による不自然さは感じられず、滑らかに音楽へ溶け込んだと評価されています。

Spec
形式 トランスレス・リボン型スーパーツイーター
周波数特性 4kHz~120kHz(±2dB)
4kHz~150kHz(±10dB)
入力電力 20W(ピーク)、10W(定格)
インピーダンス
能率 86dB(2.83V/1m)
寸法 幅134mm(底面)/106mm(天面)×高さ94mm×奥行70mm
重量 700g/台
内部回路 ローカットフィルター内蔵
販売単位 ペア
Review

MJ誌掲載記事より

試聴ではKEF Q950の天面にFRT-120Kを設置し、振動板の位置がメインスピーカーの前面と揃うように調整しています。

ボーカルでは声の立体感や音質の変化を聴き取りやすく、クラシック音楽ではホールの空気感が増し、細かな響きまで明瞭に感じられるようになったと報告されています。

特に印象的だったのは、高音域を強調したような変化ではなく、低域を含む音楽全体の雰囲気や空間表現が豊かになった点です。木製キャビネットによる心地よい質感と、軽量リボン振動板による清涼感のある音が加わり、FRT-120Kを取り外すと元のシステムがやや物足りなく感じられるほどの効果が得られています。

目立つ音を付け加えるのではなく、元のスピーカーが持つ情報と音楽性を自然に引き出す。一度体験すると手放しにくくなる、完成度の高いスーパーツイーターです。