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Fidelix
0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)トーンアーム

商品コード: 0-sideforce-basic

Fidelix 0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)トーンアーム

通常価格 ¥225,800 円
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低音楽器の明瞭度、力強さ、深さで圧倒するピュアストレートアーム

MJ technology of the year, analog Grand Prix 受賞

Description

低音楽器の明瞭度、力強さ、深さで圧倒するピュアストレートアーム:0 SideForce

Fidelix 0 SideForceは、アナログ再生の新たな基準を提示する革新的なトーンアームです。従来のトーンアームが避けられなかった「サイドフォースによる時間軸の揺れ」という根本問題に挑み、ピュアストレート構造と独自のメカニズムでこれを解決しました。

この設計哲学は「MJ technology of the year」と「analog Grand Prix」を受賞し、その音質的貢献が広く認められています。

時間軸の揺れを解消し、真の低音を解き放つ

従来のオフセットアームでは、レコードの摩擦力(音量によって変化)が複雑な左右の動きを生み、音の立ち上がりの遅れや鈍りを引き起こしていました。

  • 時間軸の正確性: 0 SideForceのピュアストレート構造は、カンチレバーがアーム支点と直線上にあることで、この**「時間軸の揺れ」を解消**します。これはデジタルオーディオにおけるジッター対策の知見が活かされた設計です。
  • 圧倒的な低域: その結果、低音楽器はまるで地を這うような力強さと沈み込みで再生され、低域の明瞭度、力強さ、深さでリスナーを圧倒します。
  • ダイレクト感と鮮明さ: レビューワーは「目の覚めるような鮮明な音に驚く。抜けもいい」「ダイレクト感が違う」と評価しており、その音は「これが正しいアームの音だというなら、他アームはすべて故障品だ」とまで表現されています。

アンチスケーティング不要のゼロ・サイドフォース機構

本機は、一般的なアンチスケーティング機構(キャンセラー)を必要としません。

  • 自動バランス機構: サイドフォースが発生しようとしても、アームが水平移動によって自動的にバランスを取り、常に実質ゼロへと収束する特性を持ちます。
  • 安定した針先動作: サイドフォースの変動が時間軸の揺れを生むという問題を根本から断ち切り、極めて安定した針先の動作を実現しています。

高精度な支持構造とMITCHAKUヘッドシェル

SUS304と宝石軸受: アーム本体には、加工が極めて難しい**硬質ステンレス(SUS304)**を採用し、宝石軸受による高精度な支点構造を組み合わせています。

  • 1.01ポイント構造: 基本はワンポイントタイプながら、支点下に錘を設けることで左右の揺れを防ぐ**「1.01ポイント構造」**を採用。演奏時には針先・支点・錘の三点で極めて明確な挙動を示し、かつての名機にも採用された高音質設計を現代に復活させました。
  • 付属品: 付属品として、トーンアームに密着合体する**「MITCHAKUヘッドシェル」**が標準で付属します(ロング仕様はMITCHAKU-L)。

互換性と調整の容易さ

装着位置はターンテーブルセンターから 232mm(ノーマル仕様)に対応し、FR−64(230mm)や WE−308(235mm)など、既存のターンテーブルへの換装互換性を考慮して設計されています。針圧調整も1回転で 3g、1目盛 $0.5\text{g}$で容易です。



アナログレコードの時間軸を正しく整え、真の低音を解き放つアーム

0 SideForceは、曖昧さのない力強い低音と音像の明確さを実現し、アナログレコードに刻まれた真の時間軸の正確さを解き放つアームです。

Spec
ターンテーブルとアームのセンター間の距離

ノーマル仕様: 232mm±3mm

ロングアーム仕様: 299mm±4mm

アームの支点と針先の距離

ノーマル仕様: 214mm

ロングアーム仕様: 281mm

アンダーハング

ノーマル仕様: 18mm

ロングアーム仕様: 18mm

針圧 メインウエイト1回転で3g、対応カートリッジは28.5g(サブウエイト併用で35.5g)
出力 ロジウムメッキ5ピンDIN
付属品 MITCHAKUヘッドシェル(ロング仕様はMITCHAKU-L)、サブウエイト、ナット回し、6角レンチ、SaSuPa


Review

これがアナログ再生の「正解」だと確信した

FIDELIXが提唱する「0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)」の設計哲学に、導入前から強く興味を惹かれていました。特に、**「トラッキングエラーの増加よりも、カンチレバー側の支点が振られないことによる時間軸の正確性こそが音質的に重要である」**というピュアストレートアームの真髄を説くコメントに感銘を受けました。内周歪への不利を補って余りある、この圧倒的な音質的優位性を、ぜひ自身のシステムで確かめたいと感じました。

アーム交換のためにプレーヤー本体を新調するのは億劫でしたが、手持ちのDENON DP-900Mに装着可能だと判明し、即座に導入を決定しました。FIDELIXの指定値(取付ピッチ 232mm、孔径 30mm)に対し、DP-900Mの実測値は取付ピッチが完全に一致し、孔径が 5mm 大きいものの、実際の装着にはまったく問題ありませんでした。さらに、オートアームリフター「The Q UP」も完璧に動作したため、実用性の面でも不安は一切ありません。

ダイレクト感の違いが全てを変える

アームを交換して音を出した第一印象は衝撃的です。**「目の覚めるような鮮明な音」と「優れた抜けの良さ」**に驚き、音のダイレクト感が従来のトーンアームとは比較になりません。あまりに正確で力強いそのサウンドを聴き、「もしこれが正しいアームの音だというのなら、これまで使ってきた他アームはすべて故障品だと感じる」とさえ思えるほど、アナログ再生の常識が覆されました。

0 SideForceは、単なるパーツではなく、オーディオの「真実」を教えてくれる、価値あるアップグレードです。