EXCEL SOUND
"悦郎・漆 " MCカートリッジ etsuro urushi

「悦郎・漆」はその確かな技術、豊富な経験、さらに日本伝統工芸の漆塗加工のコラボによって完成しました。

サファイアの無垢材をベースに採用

心臓部となるカートリッジベースには2.5mmサファイア材を使用。振動伝達機構を一体として組込んだダイレクト方式が徹底的に信号ロスを排除します。

スタイラスチップにはレコードの音溝に接触面80μの曲率を持つ"Super Microline Diamond tip/スーパーマイクロライン・ダイヤモンドチップ"を採用。超微細な音溝を正確にトレースし、アナログディスクに刻まれた音源をありのままに再生します。カンチレバーはφ0.4mm超精密サファイアパイプ材、サファイアは硬度がダイヤモンドに次ぐ高硬度を誇り歪みがなくハイスピード指導伝達性に優れ、クリアなサウンドを実現しました。

磁気回路には電磁軟鉄とサマリウムコバルト磁石の組み合わせを基本とし、コイル振動に調和した磁気特性を実現。カートリッジハウジングとベースはサファイア材を採用し、ハウジングには特殊強化処理後、日本伝統工芸である漆塗りを施すという贅を尽くした仕様。漆は固まると高熱に耐え得る強靭な塗膜が形成され、ハウジングと強固に密着するので、ジュラルミン特有の鳴きを抑制出来ます。最新の素材と技術とを融合させて伝統を現代に生かす漆・ボルドー仕上げのカートリッジハウジングカバー。使われている漆は、ベースとなる黒漆と箔貼用の接着漆。奥行き感を最大に見せる部分には、硫黄でいぶした、何種類もの色銀箔をちぎり絵のように貼りこみ。悦郎・漆ロゴは金箔貼り。漆の見事な光沢と質感はまさに小さな芸術品。半世紀以上にわたる実績と経験も持つ職人技が、至高を目指す企画と出会った時、アナログレコードは新たな時を歩み始めます。

インピーダンス	3ohms/1kHz
適正針圧	2.0g
周波数範囲	10Hz~50kHz
セパレーション	33dB/1kHz
針先	80μMicroline diamond マイクロラインダイヤモンド
カンチレバー	0.4φサファイアパイプ
出力電圧	0.25mV/1kHz
トラッカビリティ	>70μm/2g
ボディー	カートリッジベース: サファイア カートリッジハウジング: 超々ジュラルミン(A7075)
ハウジング加工処理	特殊漆塗
重量	8.8g