極限の透明度と音楽性を追求する211真空管
エネルギッシュかつ繊細なサウンドを実現する211真空管
ELROG ER211 は、211真空管の本質である透明度と直進性を、現代のハイエンドオーディオ環境に最適化したドイツ製211真空管です。音を誇張することなく、音楽信号をそのまま前に押し出す──211という出力管が持つ特性を、より高い純度で体現しています。
ELROG が手がけるER211は、低ノイズ・高信頼性を前提に設計されており、クリアで見通しの良いサウンドが特長です。
余計な色付けを排し、楽器やボーカルの輪郭、音場の奥行き、演奏空間の空気感までを自然に描き出します。一聴すると落ち着いた印象を受けますが、その静けさの中に高い解像度と情報量が凝縮されています。

低域は深く沈み込みながらも過度に膨らまず、常に制御された状態を維持します。中域では音像が安定し、定位が明確。高域にかけては抜けの良さと伸びやかさがあり、刺激感を伴わずに細部まで見通せます。211真空管特有のスケール感を活かしつつ、音楽の構造がはっきりと伝わる再生です。
ER211は、最大プレート電圧 1250V、最大プレート損失 75W という高い耐性を備えています。
この余裕が、弱音では繊細さを、強奏では破綻のない力強さを両立させ、クラシックやジャズ、オーケストラはもちろん、ダイナミックな音源でも安定した再生を可能にします。既存の211対応真空管アンプで使用できる互換性を備えている点も、大きな魅力です。アンプの設計思想や音の方向性を損なうことなく、透明感と見通しを一段引き上げることができます。
211真空管をすでに使い慣れている方ほど、その違いは自然に感じ取れるでしょう。
| フィラメント電圧 | 10V |
|---|---|
| フィラメント電流 | 3.25A |
| 増幅率 | 12 |
| 相互コンダクタンス | 3.3mS |
| プレート抵抗 | 3600Ω |
| 最大プレート電圧 | 1250V |
| 最大プレート損失 | 75W |
ER211は、211真空管の持つスケール感、直進性、透明度を、現代の高解像度オーディオにふさわしい形でまとめ上げた一本です。音楽を強調しないからこそ、音楽そのものが前に出てくる──それが、このドイツ製ハイエンド211真空管の本質です。









