Eau Rouge
CFRP製ケーブルインシュレーター
CP-CSmk2

高度な素材工学から生まれたハイブリッド構造

CP-CSmk2は、三菱ガス化学が開発した高性能制振素材「ネオフェードフィルム」と、オーディオ用途で最も理想的な特性を示すCFRP（炭素繊維強化プラスチック）を組み合わせたハイブリッド構造を採用しています。一般的なCFRPよりも共振ピークが少なく、微小振動の吸収に優れているため、ケーブルに付帯するノイズを大幅に低減し、透明度の高い音場を実現します。

理想的なスパイク構造がもたらす制振効果

本機はケーブルインシュレーターとしては珍しい「3点支持スパイク構造」を採用。床面との接触面積を極限まで減らすことで振動伝達を抑制し、ケーブルの動作環境を安定化させます。平置きタイプとは比較にならないほどの制振性能を持ち、CFRP素材との組み合わせにより、繊細な信号伝送を妨げる要因を徹底的に排除します。

太径ケーブルにも対応する柔軟な運用性

従来のインシュレーターとは異なり、1つのCP-CSmk2に複数のケーブルを並列で配置したり、1本のみを独立して支えるといった自由なレイアウトが可能です。直径20mm級の極太ハイエンドケーブルにも対応できる懐の深さを備え、機器周りの美しい配線と音質改善を同時に実現します。

音質への確かな貢献

ケーブルを床から浮かせることで、蓄積されがちな微細なノイズや音の濁りを抑え、空間の広がりや音像のフォーカスが飛躍的に向上します。静寂の中から音が立ち上がる感覚や、伸びやかで開放的な表現力が得られ、システムの潜在能力を引き出すための重要なアクセサリーとして機能します。

CP-CSmk2は、ケーブルの支えとして以上に“音を磨き上げるオーディオコンポーネント”として機能します。CFRPとネオフェードの融合が生み出す高い制振性と、高度な機械的強度。美しいケーブルマネジメントと音質向上を両立した、オーディオ愛好家必携の逸品です。