スピーカー2台分必要な場合はスタンドを2台分ご購入下さい。
スピーカーの性能を100%引き出す!
桜材の響きの良さを生かしながらスピーカーをしっかり支える大型スピーカー用のスタンド
高強度アサダ桜材と強固なジョイント構造。重量級スピーカーも安定して設置可能
DK シリーズは、中型から大型スピーカー用に設計された高性能スピーカースタンドです。重厚な構造により、スピーカーのポテンシャルを最大限に引き出し、安定した再生環境を提供します。

高い剛性を実現する構造
- 支柱: 4 隅にアサダ桜の 10cm 角材による強固な支柱を立てています。
- ジョイント: 中央部分は**30mm 厚の桜合板**によるジョイントで支持され、全体が極めて強固に組み上げられています。
- 高い安定性: スピーカーの重量が支柱に下向きにかかる構造のため、約 100kg の重量級スピーカーも安定して設置可能です。

| DK-40(TANNOY STIRLING用) | 350×480×400(H)mm |
|---|---|
| DK-25(JBL4344用) | 440×650×250(H)mm |
| 耐荷重 | 約100kg |
カスタム対応
支柱と中央部分のジョイントのサイズを変更することで、様々なサイズのスピーカーに対応可能です。(スピーカーと支柱の設置面の余白は 1cm となります。)

転倒防止構造(特注対応)
業務用や録音スタジオへの設置にも対応可能な、転倒防止構造を採用した特注タイプも受注可能です。
- 構造: DK シリーズのスタンドの 4 本の脚部にスピーカーをはめ込む形で設置します。
- 安全性: 4 箇所 L 字型に座ぐることによって、スピーカーの底面が囲い込まれ、横ずれや転倒から防止するという構造です。中央の一段低くなった部分がスピーカー設置部となります。

山本音響工芸 DK-40(TANNOY Stirling用)レビュー
同軸スピーカーの品位を引き出す安定感
DK-40は、TANNOY Stirlingのような同軸スピーカーを前提に使われた例が多く、まず音像の安定感が大きく変わる。設置後は音の重心が下がり、センターの定位が揺らがなくなる。同軸特有の一体感がより明確になり、音が「落ち着く」方向に整う。
中低域の整理と音場の見通し
スタンドによる床反射や共振の影響が減ることで、中低域の膨らみが抑えられ、音場の見通しが良くなる。オーケストラでは弦と管の重なりが整理され、奥行き方向の階層が自然に描かれる。量感を誇張するのではなく、質感と輪郭を整える効果が印象的だ。
TANNOYらしい音色を損なわない
金属スタンドで起こりがちな硬さや付帯音がなく、TANNOY本来の柔らかく品のある音調を保ったまま、解像度と定位が向上する。ボーカルは口元が明瞭になり、弦楽器の響きも過度に乾かない。音色のキャラクターを変えずに、完成度を高めるタイプのスタンドと言える。
山本音響工芸 DK-25(JBL 4344用)レビュー
大型モニターを受け止める剛性感
JBL 4344のような重量級モニタースピーカーを載せても、不安感は一切ない。スタンド自体の剛性と質量バランスが良く、スピーカーのエネルギーを受け止めながら、不要な振動だけを逃がしている印象だ。音の立ち上がりが速くなり、低域の制動力が明確に向上する。
低域の締まりと瞬発力
DK-25を使用すると、4344特有の大口径ウーファーの低域が、量感よりもスピードと輪郭を伴って再現される。キックドラムやベースのアタックが鋭くなり、音楽の推進力が増す。大音量時でも低域が膨らまず、混濁が減る点が特徴的だ。
モニターらしい解像度と分離の向上
中高域では、音像の分離が向上し、各帯域の情報が整理される。ホーンの存在感が明確になりつつも、耳に刺さる方向には行かない。スタジオモニターとしての4344の性格をより明確にし、録音の違いがはっきりと分かる再生になる。
音楽的な荒さを抑える方向性
JBLらしいエネルギッシュさは保ったまま、音の粗さや暴れが抑えられる。結果として、ロックやジャズだけでなく、クラシックやアコースティックでも聴きやすさが向上する。4344を「制御する」ためのスタンドとして、実用的な選択肢だ。









