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第4世代『響』回路を搭載
MCカートリッジの潜在力を解き放つフォノイコライザー
無限の解像度を持つアナログ信号は、アナログ方式のイコライザーを使用することで無限の情報を再現することができます。CAP-1002MK2は、アナログレコードが本来秘めているサウンドを手軽に、かつ高精度で再生できるよう開発されたフォノイコライザーです。
第4世代「響」回路を搭載
CAP-1002MK2での最大の進化は、同社が開発した回路「響(HIBIKI)」が初代から一挙に第4世代へと進化したことです。回路精度は飛躍的に高まり、入力インピーダンスは従来の半分以下に低減。特にMCカートリッジを電流入力で使用する際には圧倒的な効果を発揮し、よりストレートで濁りのない再生が可能となりました。
無帰還RIAAカーブ増幅方式
CAP-1002MK2は無帰還アンプながら、増幅度そのものがRIAAカーブになるという独自原理を採用。クリップなどの問題が発生せず安定した動作を実現します。さらに出力電流が大きいMCカートリッジを組み合わせることで、従来のイコライザーアンプでは得られなかった大きなS/N比を達成し、雑音の少ないクリアで鮮明な再生を可能にします。

MC / MM 両対応とゲイン切替
CAP-1002MK2はMMカートリッジだけでなく、出力電圧の小さいMCカートリッジでも第4世代「響」回路によって雑音を抑えつつ最大限の情報を引き出します。さらに、イコライザーのゲインを二段階に切替可能。出力の小さいカートリッジでは「High」、大きいカートリッジでは「Low」に切替えることで、常に最適な状態で再生できます。しかも、イコライザー素子そのものを切替える方式のため、ゲイン切替によるS/N比の劣化は一切ありません。

バッテリー電源採用でノイズをシャットアウト
電源はモバイル用のUSB充電器やモバイルバッテリーが使用できます。消費電流は5V250mAですので、10AHのバッテリーで40時間の使用ができます。モバイルバッテリーを使いますと、ノイズなどの影響を受けませんので、CAP-1002mk2を最高の状態で動作させることが出来ます。
最大出力 | 8V(1%歪) |
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歪率(1KHz) | 2V:0.07% |
入力換算S/N比 | -155db(MC) / -126db(MM) |
周波数特性 | 20Hz~50KHz |
RIAA 誤差 | ±0.3dB |
寸法 | W130 x H30x D180mm |
重量 | 420g |
電源 | 5V250mA DC |
CAP-1002のデザインは、クロームが反射するメタルスイッチの配列が印象的なフロントパネルと贅肉を削ぎ落としたように薄いケーシングの佇まいは、シリーズの中でも精悍な雰囲気だ。それでいてアナログレコードの世界を堪能するのには必要にして十分な機能がしっかり備わっている。他のCAPシリーズと同様バッテリー電源なので、あのターンテーブル特有のノイズに悩まされる事がないのは素直に嬉しい。しかもUSB供給なので、バッテリーは今やどこにでも手に入る。気になる再生音は、上位機種のような滑らかで諧調が極細ではないが、その分押し出しがあって音のメリハリがありジャズやヴォーカルが好きな者としては、こちらの方が好印象だ。古い1960年代のレコードを掛けても気になる様なノイズもなく透明感のある美しい歌声を聴かせてくれるのだから。。コストパフォーマンスも半端ない。




