単三電池で駆動するヘッドフォンアンプ
電流駆動でヘッドフォンの真の力を引き出す
SCL Satri Circuit Laboratory HDA-5520 MK2 は、海外で人気を博した初期モデルHDA-5520の後継機です。内部回路を大幅にアップグレードし、より鮮明で深みのある音へと進化しました。本機は電流出力を備えており、ヘッドフォンを電流駆動させることによって、より緻密で情報量の多い再生を可能にします。ご愛用のヘッドフォンの真のパフォーマンスを体験できるヘッドフォンアンプです。

ノイズのないクリアな電源と高い利便性
HDA-5520 MK2の最大の特徴の一つは、**バッテリー電源(単三電池12本)**で駆動することです。電源ノイズに悩まされることが一切なく、極めてクリアで透明度の高いサウンドを実現します。一度の電池交換で約40時間の長時間稼働が可能となっており、持ち運びや設置場所を選ばない高い利便性も兼ね備えています。

駆動方式の使い分けと最適なパフォーマンス
本機は、電圧出力と電流出力の両方に対応しています。密閉型ヘッドフォンやイヤホンは電流駆動との相性が良く、インピーダンスの変化が小さいため、歪みの低下やケーブルの影響を受けにくいというメリットが得られ、情報量が多くなります。一方、開放型ヘッドフォンなどでインピーダンスの変化が大きい場合は、電圧駆動に切り替えることで、最適な音響パフォーマンスを発揮することができます。
緻密な再生を可能にするSatri Circuit Technology
SCL独自の技術であるSatri回路をベースとした設計により、極めて低歪みで正確な増幅を実現しています。これにより、音楽の微細なニュアンスや空間情報を余すことなく再生し、プロフェッショナルなレベルのリスニング環境を提供します。
| 入力 | RCAx 1, 2.35mmフォンジャック x1 |
|---|---|
| 出力 | 電圧出力/電流出力:8.35mm標準ヘッドフォンジャック x1 |
| 周波数特性 | 20kHz/-0dB, 100kHz/-0.3dB |
| 電流出力ゲイン(倍) |
Low: 32Ω/1.3, 100Ω/3.9, 200Ω/7.7, 600Ω/23.2 High: 32Ω/3.7, 100Ω/11.3, 200Ω/22.4, 600Ω/54 |
| 電流出力入力換算雑音(-dB) |
Low: 32Ω/89, 100Ω/98.4, 200Ω/98.3, 600Ω/89.4 High: 32Ω/98.1, 100Ω/98.2, 200Ω/95.4, 600Ω/96.1 |
| 歪率(1mW) |
電圧出力: 負荷抵抗=32Ω/0.08%, 100Ω/0.042%, 200Ω/0.028%, 600Ω/0.015% 電流出力: 負荷抵抗=32Ω/0.029%, 100Ω/0.018%, 200Ω/0.013%, 600Ω/0.011% |
| 最大出力: 1%歪最大出力(mW) |
32Ω/14, 100Ω/42, 200Ω/82, 600Ω/37 |
| ゲイン | 2ポジション切替式 |
| 電源 | 単三電池12本 |
| 外寸 | 45mm(H) x 127mm(W) x 170mm(D) |
| 重量 | 450g(電池無し) |









