アストロ電子企画、最上位級の真空管プリアンプ。
6SL7GT×3、PHONO入力、3系統出力、304ステンレス鏡面シャシーを備えたハイエンドモデル
AST-XP2000VIPについて
AST-XP2000VIPは、アストロ電子企画が手がけたハイエンド真空管プリアンプです。PHONO、CD、LINE入力を備え、アナログ再生からラインソースまで幅広く対応する本格的なコントロールアンプとして設計されています。
使用真空管は6SL7GTを3本。新タイプの高音質・高能率回路を採用し、3段目をカソードフォロワー式とすることで、真空管ならではの質感と、プリアンプとして求められる駆動力・安定性の両立を狙っています。

PHONO入力を備えた本格プリアンプ
入力はPHONO、CD、LINE1、LINE2を装備。レコード再生を中心に、CDプレーヤー、DAC、チューナーなど複数のラインソースを組み合わせるシステムにも対応します。
出力はOUTPUT1、OUTPUT2、OUTPUT3の3系統を備えており、メインパワーアンプへの接続に加え、サブシステムや録音系、複数アンプの切り替えなどにも柔軟に使いやすい構成です。

6SL7GTによる真空管らしい密度と表現力
6SL7GTは、古くからオーディオ回路で用いられてきた双三極管です。AST-XP2000VIPではこの6SL7GTを3本使用し、真空管ならではの厚み、滑らかさ、音の密度を活かした再生を目指しています。
音を過度に柔らかくするだけではなく、音像の芯、声の実在感、アナログ音源の質感をしっかりと引き出す方向のプリアンプです。レコード再生においては、音楽の陰影や空気感を豊かに描き、ライン入力では真空管式プリアンプならではの自然な質感を加えます。
アストロ電子企画オリジナル・トランス
トランスには、アストロ電子企画オリジナルのAST-70PKおよびST-5H-60Mを使用しています。真空管アンプにおいて電源部とトランスは音の土台を支える重要な要素であり、本機でも音の安定感、力感、背景の静けさに関わる部分として重視されています。
回路だけでなく、電源、筐体、端子、アッテネーターまで含めて作り込むことで、真空管式プリアンプとしての密度感と安定した表現力を引き出す構成です。
21接点抵抗式アッテネーター
音量調整には、21接点抵抗式アッテネーターを採用しています。一般的なボリュームとは異なり、接点ごとに抵抗値を切り替える方式により、信号経路の品位を保ちながら安定した音量調整を行います。

入力インピーダンスはA型100kΩ。真空管プリアンプとして扱いやすい構成で、さまざまなソース機器との組み合わせに対応します。
304ステンレス鏡面仕上げシャシー
シャシーには、1.5mm厚の304ステンレスを採用し、鏡面仕上げとしています。外観の美しさだけでなく、剛性と質量を確保することで、内部回路や真空管に不要な振動が伝わりにくい構造を目指しています。
部品取り付け中板にも1.5mm厚の304ステンレスを使用。外装だけでなく内部構造までしっかりと作り込まれており、15.5kgという重量からも、プリアンプとして非常に堅牢な構成であることが分かります。
在庫限りの特別販売品
アストロ電子企画は、今後のブランド継続が難しい状況となっているため、本機は在庫限りの特別販売品となります。仕様は日本国内向けの100V仕様のみです。
メーカー保証およびメーカー修理対応はございません。そのため、当店にて半年保証をお付けし、通常販売とは異なる条件を加味した特別販売品としてご案内いたします。
アストロ電子企画のアンプは、堅牢な筐体、真空管回路、独自の音作りによる存在感を持つ製品です。AST-XP2000VIPは、同ブランドのプリアンプをお探しの方にとって、今後入手機会が限られる貴重なモデルといえます。
| 型式 | AST-XP2000VIP |
|---|---|
| 種類 | プリアンプ |
| 使用真空管 | 6SL7GT × 3 |
| 使用トランス | AST-70PK、ST-5H-60M / アストロ電子企画オリジナル |
| 周波数特性 | 10Hz〜60kHz |
| 残留ノイズ | 1W時 1mV以下 |
| 歪率 | 1W時 0.28% |
| 入力インピーダンス | 21接点抵抗式アッテネーター A型100kΩ |
| プリアンプ回路 | 新タイプ高音質高能率回路、3段目カソードフォロワー式 |
| 入力端子 | PHONO、CD、LINE1、LINE2 |
| 出力端子 | OUTPUT1、OUTPUT2、OUTPUT3 |
| プリアンプ入力電圧 | 1V以下 |
| サイズ | W300 × D420 × H180mm |
| 重量 | 15.5kg |
| シャシー鋼材 | 304ステンレス 1.5mm厚 鏡面仕上げ |
| 部品取付け中板鋼材 | 304ステンレス 1.5mm厚 |
| 電源仕様 | 100V仕様のみ |
| 保証 | メーカー保証なし / 当店半年保証 |
設計から見る音質傾向
AST-XP2000VIPは、PHONO入力を備えた真空管プリアンプとして、アナログ再生を重視したシステムに特に相性の良いモデルです。6SL7GTを3本使用した構成により、音の厚み、声の実在感、楽器の陰影を丁寧に描く方向の音作りが期待できます。
3段目カソードフォロワー式の回路は、真空管らしい質感を保ちながら、後段のパワーアンプを安定してドライブするための構成です。音色だけでなく、プリアンプとしての駆動力や扱いやすさも重視されています。
21接点抵抗式アッテネーターは、信号の品位を保ちながら音量を調整するための重要な要素です。微小信号を扱うプリアンプでは、ボリューム部の品質が音の透明度や定位感に影響しやすく、本機の音質を支えるポイントのひとつです。
アストロ電子企画オリジナル・トランスと304ステンレスによる重量級シャシーは、音の土台を安定させる重要な構成要素です。真空管アンプらしい豊かな表現に、しっかりとした基礎と静けさを加えることで、音像の安定感や背景の見通しにも貢献します。
AST-XP2000VIPは、最新機能を詰め込んだ多機能プリアンプではありません。PHONOを含む基本入力と3系統出力、真空管回路、堅牢なシャシーを軸に、アナログ音源を豊かに、密度感をもって楽しむためのハイエンドプリアンプです。









