モノラルアンプ化で更なる深みを得る
アナログ音源の味わい深い音質を楽しむ
アストロ電子企画では、上級グレードのアンプを全てモノラル仕様へとラインアップを刷新しました。ステレオパワーアンプのモノラルアンプ化に伴い、プリアンプもモノラルを採用しました。モノラルプリアンプの主な目的は、ステレオ信号をモノラルに変換、信号を左右に分けることによってお互いを干渉させず再生することです。
特にモノラル音源やモノラル録音の再生の使用では、モノラル信号の適切な結合を行い、ノイズや干渉を最小限に抑えてクリアな再生を実現します。これにより、モノラル音源の本来のクオリティを楽しむことができます。
美しく鏡面処理された1.6mm厚の高品質ステンレスのシャシーと部品取付け中板鋼材にはクリアー仕上げの1.5mm厚の無酸素銅による堅牢な構造により、内外からの共振を防ぎ、雑音のない透明度が高い高音質に貢献しています。(下写真はパワーアンプ)
トランスは価格を抑えつつ妥協なく音質を追求したオリジナルトランスを採用しています。入出力端子には金メッキの高品位端子を採用しています。
アナログレコードやアナログカセットテープなどのアナログ音源は、モノラル形式のものも多く存在します。モノラルプリアンプを使用して、アナログ音源の味わい深い音質を楽しむことができます。
オーディオ愛好家やエンスージアストは、モノラル音源の再生にこだわる場合があります。AST-2000MVIPSPは、そのような需要に応えるための重要なコンポーネントです。
AST-2000MVIPSPは、モノラル再生時の音声バランスを細かく調整できます。アッテネーターは41接点を採用することで、より正確なコントロールを可能にしています。
AST-2000MVIPSPは、ステレオ音源のみならず、モノラル音源の再生やアナログ再生において、最適なパフォーマンスを発揮します。モノラル音楽の特性を正確に再現し、豊かな音楽体験を提供するために活用されることでしょう。
使用真空管 | 6SL7GT×3 |
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使用トランス | AST-55PK×1 ST-5H-60M |
接続回路式バイアス | 3段目カソードフォロワー式 |
周波数特性 | 10Hz~100KHz |
残留ノイズ | 1mmV 以下 / 1W |
歪率 | 0.23% / 1W |
入力インピーダンス |
41ステップA型100KΩ
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出入力 | PHONO-CD-LINE1-LINE2, OUTPUT: 1-2-3 |
サイズ | W 270 x D425 x H150mm |
重量 | 約9.6kg |