天然石の静寂と純銀の煌めき
軽やかな響きと緻密な描写独自のTru-stoneボディが引き出す、未踏の解像度とディテール
プロダクト・コンセプト
AIDASのラインナップにおいて、新たな進化のステップを象徴するのが「SILVER PL(銀メッキ)シリーズ」です。その中核を成すMALACHITE SILVER(マラカイト・シルバー)は、宝石のような美しさを持つ「Tru-stone」をボディに採用。銀メッキコイルがもたらす極めて低い電気抵抗と、石材特有の優れた振動減衰特性が融合し、オーディオスペクトルの最上域まで濁りなく描き出す圧倒的な再現力を獲得しました。

主な特徴
-
Tru-stoneボディ: 天然石の剛性と美しさを併せ持つ革新素材
マラカイト(孔雀石)を彷彿とさせる鮮やかなグリーンのボディには、85%以上の天然石粉末を樹脂で固めた「Tru-stone」を採用 。石材に匹敵する硬度と、樹脂による独自のダンピング特性を両立することで、カートリッジの宿敵である不要共振を徹底的に排除し、音楽のダイナミズムを余すことなく引き出します。 -
6N銀メッキ銅コイル: 極限の低抵抗が生む煌びやかな表現力
コイルには不純物を極限まで排除した6N純銅に、高品位な銀メッキを施したワイヤーを採用 。銀特有の優れた導電性が、繊細な微小信号を損なうことなく伝送し、透明感溢れる高域と、見通しの良い音場空間を再現します。 -
独自のテクノロジー: ダブルサスペンションと最短信号経路
すべてのAIDASカートリッジと同様、独自の「ダブルサスペンション・テクノロジー」を搭載し、優れたトラッキング能力と低歪みを実現 。また、接続ピンをコイル付近まで配置する最短経路設計により、情報の欠落を最小限に抑えています。 -
こだわりの端子ピン: 24K金プレス加工(真鍮ベース)
端子ピンには、一般的なメッキよりも遥かに厚い金の層を形成する「24K金プレス加工」を採用。長期にわたる安定した導電性と、音質のさらなる「厚み」に寄与する、アイダス氏譲れない仕様です。
AIDAS:取り付けスタイルと適合性
-
ボルトオン・スレッド方式
AIDASカートリッジの本体には精密なネジ切り(M2.5)が施されています。ナットを使用せず、上部からボルトのみでスマートに装着できるため、高価なカートリッジを扱う際の取り付けストレスを大幅に軽減します。 -
ハーフインチマウント
世界標準である12.7mm間隔のネジ穴を採用。多様なメーカーのヘッドシェルに対応しており、汎用性の高い設計となっています。
| ボディ素材 | Tru-stone (マラカイト・カラー) |
|---|---|
| コイル素材 | 6N 銀メッキ銅 (0.03mm) |
| 発電方式 | MC(Moving Coil) |
| マグネット | AlNiCo5 |
| カンチレバー | Namiki / Adamant ボロン |
| スタイラス | マイクロリッジ |
| 出力電圧 | 0.3mV |
| コイルインピーダンス | 5 ohms (DC) |
| コンプライアンス | 12 um/mN (Lateral) |
| 適正針圧 | 1.9g |
| 自重 | 11.3g |
| 端子ピン | 24K 金プレス(真鍮ベース) |
| 取り付け穴 | ネジ切り済み(M2.5 / 12.7mm間隔) |
| 推奨負荷インピーダンス | 100 – 1,000 ohms |
| 推奨トーンアーム実行質量 | ミディアム / ヘビー |
世界が認める音質評価
競合ブランドとの比較
Hana(Excel Sound)、Ortofon、Dynavectorなど著名な競合と実際に比較されたレビューが複数存在します。
Hana(Excel Sound)と比べると、上部低域と低中域がより自然でふくよかなサウンドを持ちます。Ortofon特有のキャラクターと比べると、よりダイレクトで素直な音の出方が際立ちます。Dynavector DRT XV-1Sとの比較では、XV-1Sのダイナミックな迫力に僅差で及ばないものの、トーンの豊かさとスラムを両立させた独自の強みがあります。「切り替えた瞬間に体を動かしたくなった」と表現したレビュアーもいます。
同ブランド内での位置づけ
同ブランドのDurawood(CUシリーズ)と比べると、Durawoodが楽器のトーンの深みを重視するのに対し、Malachite Silverはそのトーンにエネルギーと推進力を上乗せ。低域は引き締まりつつアーティキュレートで、全帯域のバランスが非常にコヒーレント。マイクロダイナミクスとパワーに明確なステップアップが感じられ、音楽のテンポと躍動感がより前に出てきます。
サウンドキャラクターと注意点
イメージングは秀逸で、ライブ録音では楽器の定位が際立ちます。状態の悪いレコードでも、溝に残された音楽的情報を忠実に引き出す能力も高く評価されています。エージング前はやや前に出るハードエッジがありますが、使用とともに自然に解消します。










