銘木「アフリカン・ブラックウッド」と金メッキの融合
高密度な木材がもたらす深遠な静寂。金メッキコイルが描く、色彩豊かなアナログの世界
プロダクト・コンセプト
AIDASの「Gold PLシリーズ」において、音楽的な響きの良さを追求したモデルがAFRICAN BLACKWOODです。
クラリネットやオーボエなどの高級管楽器にも採用される「アフリカン・ブラックウッド(グラナディラ)」は、木材の中でも極めて密度が高く、音響エネルギーを損なうことなく美しく響かせる特性を持っています 。

主な特徴
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アフリカン・ブラックウッド: 楽器のような豊かな共鳴
硬質で安定性の高い希少木材をボディに使用。金属や石材とは異なる、有機的で奥行きのあるサウンドステージを実現します。不要な振動を適度に逃がしつつ、音楽の「芯」をしっかりと描き出す、木製ボディならではの快感を提供します。 -
金メッキ銅コイル: 自然なトーンバランス
シリーズの特徴である金メッキ銅コイルにより、低域の力強さと高域の繊細な解像度を両立 。色付けを排したAIDASのフィロソフィーを継承しつつ、聴き疲れのないナチュラルな音楽再生を可能にしています。 -
24K金プレス加工の接続ピン: 信号伝送の純度を追求
一般的なメッキよりも厚い金の層を持つ「24K金プレス加工ピン」を採用 。リード線との接点における信号劣化を最小限に抑え、音質の「厚み」と「鮮度」を長期間にわたって維持します。
AIDAS:取り付けスタイルと適合性
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ボルトオン・スレッド方式
AIDASカートリッジの本体には精密なネジ切り(M2.5)が施されています。ナットを使用せず、上部からボルトのみでスマートに装着できるため、高価なカートリッジを扱う際の取り付けストレスを大幅に軽減します。 -
ハーフインチマウント
世界標準である12.7mm間隔のネジ穴を採用。多様なメーカーのヘッドシェルに対応しており、汎用性の高い設計となっています。 -
トーンアームへの最適化
自重と適正針圧のバランスは、現代の多くの「中質量トーンアーム」でAIDAS本来のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう最適化されています。
| ボディ素材 | アフリカン・ブラックウッド |
|---|---|
| コイル素材 | 6N 金メッキ銅 (0.035mm) |
| 発電方式 | MC(Moving Coil) |
| マグネット | AlNiCo5 |
| カンチレバー | Namiki / Adamant ボロン |
| スタイラス | マイクロリッジ |
| 出力電圧 | 0.28mV |
| コイルインピーダンス | 3.5 ohms (DC) |
| コンプライアンス | 12 um/mN (Lateral) |
| 適正針圧 | 1.9g |
| 自重 | 8.1 - 10g |
| 端子ピン | 24K 金プレス(真鍮ベース) |
| 取り付け穴 | ネジ切り済み(M2.5 / 12.7mm間隔) |
| 推奨負荷インピーダンス | 100 – 1,000 ohms |
| 推奨トーンアーム実行質量 | ミディアム |
Stereo Times 掲載レビュー
米国のオーディオ専門メディア「Stereo Times」において、Aidas Cartridgesは早くからその卓越した実力を高く評価されました。
レビュアーは、George Warrenターンテーブル、Abis SA-1.2トーンアームという本格的なアナログシステムで試聴。「CDでは決して辿り着けなかった、アナログを愛する理由をあらためて思い知らせてくれる——録音の細部を驚くほど精緻に引き出す、卓越したグルーヴトラッキング能力がある」と述べています。
Patricia BarberのCafé Blue(MoFi 45rpm盤)では往年の名管球アンプを彷彿とさせる温かみと生命感を持ちながら、低域の解像度やステージ深度を一切犠牲にしない点を高く評価。Ahmad Jamalのライブアルバムでは、フランス語のアナウンス声があまりにもホログラフィックに再生されたため、階上にいたレビュアーの妻が「誰かが部屋でマイクを使って話している」と思い込み飛んできたというエピソードも紹介されています。「弦は振動し、打楽器は物体が当たった音そのものに聞こえ、ボーカルには息づかいがある」——そしてAidasならではの強みとして「音楽的でないアーティファクトを削ぎ落とし、歌と音楽の魂へと直接聴き手を誘う能力」が際立っていたと報告しています。
「このカートリッジがAidasというラインの質を示すものであるならば、これらは世界を席巻する存在になるだろう」——その予言は、今まさに現実のものとなりつつあります。
LP Magazin(ドイツ)掲載レビュー
ドイツの権威あるアナログ専門誌「LP Magazin」においても高い評価のレビューが掲載されました。
レビュアーは、12インチのReed 1-Xトーンアームという、同じリトアニア出身の名門アームとの組み合わせで試聴。エージングに数時間を要したものの、いったんその本領が発揮されると、Ella Fitzgeraldのファインなビブラートが前景に浮かび上がり、ボーカルに力強さと説得力が宿ったと報告しています。
サウンドキャラクターは「際立って滑らかでクリーミー」。Ella Fitzgeraldの「Ella Swings Lightly」では「鳥肌が立つほど自然で表情豊かなボーカル再現」を体験。Thelonious Monkの1964年ライブアルバムでは管楽器が美しく輝き、各演奏者に十分な空間と余裕が与えられた立体的な音場を実現したと述べています。低域は締まりがあり規律正しく、高域は自然でよく統合され、適度な空気感を持つ——全帯域にわたってトーナリティが完璧にバランスしていると評価されました。
レビュアーはこう締めくくっています。「精緻なトーナリティ、際立って滑らかでクリーミーな表現、そして繊細に広がる空間表現で輝く、新興カートリッジメーカーの非常に力強いデビュー。安くはないが、非常によくできている」と。









