商品情報にスキップ
1 5

Bakoon Products
SCA-7500K ボリューム付パワーアンプ

商品コード: 75k-1

Bakoon Products SCA-7500K ボリューム付パワーアンプ

通常価格 ¥290,400 円
通常価格 ¥290,400 円 セール価格 ¥290,400 円
当店特別価格 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。
アッテネータータイプ
電源電圧
詳細を表示する
受注生産品になります。発送日目安は3~7営業日になります。
※メーカー受注状況により納期が遅れる場合がございます。

ハイレゾ・サウンドを余裕を持って再生

AMP-KUMAMOTOの進化版

Description
AMP-KUMAMOTOから発展した製品です。AMP-KUMAMOTOは価格を安くするために、入力バッファなどを省略されています。そのために、入力インピーダンスは低く1kΩとなっています。現代のCDプレーヤーやミュージックプレーヤーは出力インピーダンスは低いので、問題はないのですが、真空管の出力を持つものを接続するには、1kΩの入力インピーダンスは低すぎることがあります。その代わり、バッファが無い分スピードは速く1000万分の1秒しか遅れ時間はありません。しかし、入力インピーダンスが高い製品がほしいという要望もあり、AMP-KUMAMOTOの上位バージョンとしてSCA-7500Kを開発されました。

サトリ回路の原点に立って作られたSCA-7500K

本機はお買得という言葉が似合う内容。コストを削減して、AMP-KUMAMOTOに続く、お求め安い価格のアンプを作るはずが、 なんと5回に渡って回路図を作り直し、PCBを3回変えて製品化したにも関わらず、再度アップグレードされたPCBと交換するなど、さまざまな工夫や配慮が加わりました。入力段に高性能J-FETを投入し、OS-CONというハイエンドコンデンサを大量投入しています。 実際に部品数を計算すれば、上級機SCA-7511 MK3に迫るほど。 更にSCA-7500Kは14個のトランジスタが集積されたSATRI-IC-V9.3が採択され、より広い帯域と安定性、精度を確保した点が最大の特徴です。入力インピーダンスは100kΩを確保する事により、出力インピーダンスが高い真空管アンプとの互換性やスピーカーの駆動力の向上という面で非常に魅力的なモデルになっています。

また、AMP-KUMAMOTOでは、バイアスの調整が済むまでは電源スイッチを入れてから、5,6分掛かっていましたが、SCA-7500Kではバイアスターボ回路を投入し、立ち上がり時間を10秒ほどにしています。
RCA入力のみですので、SATRIリンクに囚われることなく、お手持ちのプリアンプ等でSATRI回路の圧倒的再生音を楽しむ事が出来る魅力的なモデルだと思います。
他の同社パワーアンプと同じ様にボリューム調整付きですので、CDプレーヤーなど音楽プレーヤーを直接繋いで、プリアンプ無しでプリメインとして気軽にこれ一台で楽しめるのは大きな利点です。
本格的なヘッドフォン出力も付いているので深夜にも気兼ねなく音楽が楽しめるのは良いですね。
Spec
出力 スピーカー出力 15W+15W(8Ω) / ヘッドフォン出力(標準プラグ)x1
入力 電圧入力(RCAジャック) 2系統
入力インピーダンス 100kOhms
ゲインコントロール ボリューム(標準) / 金属皮膜アッテネーター(オプション) / 無誘導巻線抵抗(オプション)
寸法 80mm(H) x 240mm(W) x 300mm(D)
重量 3.0Kg
*バクーンプロダクツはロゴ及び名称をSCL (SATRI Circuit Laboratory)へと順次変更して参ります。ご了承下さい。

アッテネーターは?

金属皮膜抵抗ATTは、情報量が非常に多く、音のセパレーションが非常に良く、豊かな中域から低域の表現します。
無誘導巻線抵抗ATTは、歪みは最小限、解像度が非常に高く、豊かな低域、ダイナミックなサウンドにも関わらず癖のない自然なサウンドです。
Review
最初の曲では、のは、アンネ=ゾフィー・ムターの演奏。 バイオリンのマイクロダイナミクスを把握するのに良いトラックだ。 激しいイントロを経て、物静か細かいバイオリンソロが進行されるが、その周辺を包み込む静的感微細な表情などが一つも加減なし表出される。 目を閉じて聴くと曲自体の悲劇であり、叙情的な感じがぷんぷん漂ってくる。 一切無駄のない迅速な反応が非常に印象的である。
続いて、オスカー・ピーターソン・トリオの「You Look Good To Me」。 序盤の長いダブルベースのパッセージでは驚かされた。 ヘビーで濃い音が出てくる。 指先が離れ、ベースラインが丁度その下に落ちてくる。 自然でダイナミックである。スネアを擦るブラシの結果が明るく見えて、中央に位置するピアノは、適切な量感と存在感でアピールしてくる。 舞台をいっぱいに満たしたピアノトリオの存在感。 一体隙がない。
最後に、ダイアナ・クラールの「Temptation」。 やはり低域のパンチ力に驚かされる。 力強く湧き出てくるベース。 こんなワイドレンジなオルタナティブはなんだろうか? ボーカルで言えば、クロール特有の無愛想さと官能が見事に混入できる。 豪華でまた美しい。 中間に登場する他のソロは、まさに目の前にいるが如くリアルである。 目を閉じると、目前にクロールが立っているよう。 このなエントリークラスが創られたら、次はどうしろというのか?