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Fidelix
0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)トーンアーム

商品コード: 0-sideforce-basic

Fidelix 0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)トーンアーム

通常価格 ¥225,800 円
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低音楽器の明瞭度、力強さ、深さで圧倒するピュアストレートアーム

MJ technology of the year, analog Grand Prix 受賞

Description

トーンアームの設計は伝統的にトラッキングエラーを少なくすることが第一でした。しかしそれ以上に大切なことがサイドフォースの変動による時間揺れだったのです。それによってトラッキングエラーよりも遥かに大きな問題を生じていた事が浮き彫りになりました。

Fidelixの開発したトーンアームはサイドフォースが0になることから製品名は「0 SideForce」です。サイドフォースが発生しようとしてもアームが水平に移動することで必ずバランスを取る動作なのでキャンセラーも不要です。

オフセット角が無いと、ゆるぎない低音があたかも地を這って来るかのような迫力です。低音好きならたまりません。曖昧さが無いのでマスターテープか、よく出来たデジタル機器のようです。

硬質ステンレス製、宝石軸受けによる支点構造を採用

アームの主要パーツはSUS304という加工困難で強固なステンレス材を採用しています。
これと宝石軸受けによる明確な支点構造やMITCHAKUヘッドシェルと相まってカートリッジをしっかりと支えます。支点の前はカッチリした構造にしていますが、支点の後ろの重りはゴムでオーソドックに浮かすことで、僅かな共振音をも排除しています。

基本構造は、宝石軸受けによるワンポイントタイプですが、左右のフラつきを無くすべく、レコード側を重くすることで支点下20mm位置を意図的に軽く接触させています。厳密には2ポイント構造ですが、その圧力比からすれば1.01ポイントと呼べるものです。このような構造なので、手で持つと0.1ミリの程度のガタがありますが、演奏中はこの上記2ポイントとスタイラスの1点を合わせた3点による曖昧さの無い明確な動作をします。



本方式は重力がある限り1.01ポイント動作なので、真のガタは生じません。支点前方は強固な構造ですが、支点後方の重りはゴムでオーソドックに浮かす事で、僅かな共振音をなくしています。


設置穴はターンテーブルのセンターから232mm位置にφ30mmですが、230mmのFidelity-Research FR-64や235mmのSAEC WE-308の位置には問題なく適合します。レコード半径89.6mm点でトラッキングエラー0 度の設計です。

アーム位置は232mm±3mmなのでFR-64やWE-308N用の穴にも適合します。FR-64など230mmの場合はアンダーハング16mmになり、レコード半径84.3mm点で0度になります。WE-308Nなど235mmの場合はアンダーハング21mmになり、レコード半径97.1mm点で0度になります。開ける穴はφ30でターンテーブルのセンターから232mmの位置ですが、215mmから235mmの長穴を開けておけば、多くのショートアームが使用可能です。

Spec
ターンテーブルとアームのセンター間の距離

ノーマル仕様: 232mm±3mm

ロングアーム仕様: 299mm±4mm

アームの支点と針先の距離

ノーマル仕様: 214mm

ロングアーム仕様: 281mm

アンダーハング

ノーマル仕様: 18mm

ロングアーム仕様: 18mm

針圧 メインウエイト1回転で3g、対応カートリッジは28.5g(サブウエイト併用で35.5g)
出力 ロジウムメッキ5ピンDIN
付属品 MITCHAKUヘッドシェル(ロング仕様はMITCHAKU-L)、サブウエイト、ナット回し、6角レンチ、SaSuPa

Review

FIDELIXさんの0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)アームの記事を読んでいて、興味深々となった。
特に興味を引いたのは、以下のコメント。
「ピュアストレートアームの音の良さの秘密のうち、アームのオフセットがない事で
カートリッジのカンチレバーがスタイラスとアーム支点を結ぶ直線上に並ぶ事により、レコードの音溝の抵抗の変化の影響でカンチレバー側の支点が振られない事がトラッキングエラーが増える事よりも音質的に重要~」
本当にそうか? 
ピュアストレートアームは、レコード内周歪に不利だが,それを補って余りある利点があるらしい。余談だがカンチレバーを持たないロンドンのカートリッジでは、ピュアストレートアームの効果がない事になるが、どうだろう(笑
さて、アームの為にプレーヤー本体を新調するのもおっくうだなぁと思っていたら、ウチのDP-900Mに装着可能な事が分かって、即導入した。
FIDELIX指定値: 取付ピッチ232±3mm, 孔径30mm
DP-900M実測値:取付ピッチ232mm, 孔径35mm
孔径が5mm大きいがまったく問題なし。
オートアームリフター「The Q UP」も完璧動作する。
第一印象として、目の覚めるような鮮明な音に驚く。抜けもいい。これが正しいアームの音だというなら、他アームはすべて故障品だ、それくらいダイレクト感が違う。*オーディオの常識は非常識