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ヘッドアンプを内蔵した画期的なヘッドシェル
カートリッジに最も近い部分で信号レベルを大幅に増幅するヘッドアンプを内蔵
アナログレコード再生時、カートリッジとフォノイコライザーアンプの間にはトーンアームが入り、その内部にはシェルリードよりも遙かに細いリード線が30~40cmもの長さで使用されています。そのため、MCカートリッジで生じた微細な信号はその抵抗分などでフォノイコライザーアンプに到達するまでに情報量が大幅に減少すると考えられます。その対策として、
HSA-01は、情報量の低下を防ぐためにカートリッジに最も近い部分で信号レベルを大幅に増幅するヘッドアンプを内蔵したヘッドシェルとして開発されました。
HSA-01はヘッドシェル内部に14倍の増幅率を持ったヘッドアンプを内蔵しています。ヘッドアンプ部はシェル根元の凸部の中に内蔵され、電池だけが裏から見える構造となっています。
オールアナログ構成によるシンプルかつ高性能なアンプ回路により、3Vという限られた電源電圧で約0.9Vの大きな出力を得ることに成功しています。
本機ではCR1632タイプのリチウムイオン・コイン型電池使用で、連続使用時間は約60時間を実現し、煩わしい電池交換が最小になるよう配慮されています。
使い方は、カートリッジを取り付け、配線をしてシェル上面のスライドスイッチをONにするだけですぐに使用できます。
HSA-01のアンプ部はヘッドシェル内に組み込むため極限まで小型化し、その内部回路には試聴で
厳選した高音質部品を使用しています。このような超小型のアンプであっても部品による音の変化は大きく出てきます。主要部品のプリント基板、電池ホルダーは音質対策として金メッキ処理を行っています。
HSA-01の周波数特性は、10Hz~100kHzまで+0, -1dBと非常に広帯域です。今までレコード再生で気づかなかった超低域、超高域の信号を忠実に再現しますので、聞き慣れたレコードが別物のように生まれ変わることもあります。また、カートリッジの間近で信号レベルを上げるため、ハウリングの原因となるトーンアームの共振の影響が軽減され、ハウリングマージンが向上する場合があります。
HSA-01のシェル本体部は非常に硬くて緻密なアフリカ黒檀を山本のNC加工機で精密に削り出して製作しています。ヘッドアンプを内蔵するために外形は極力小さくし、重量は極限まで軽くする必要があります。これは加工機を所有する山本でなくては実現しなかった製品です。このボディーの上面部分に電源スイッチを配置させ、シェル上面で電源のON,OFFをし、LEDによる表示も可能にしています。
HSA-01の増幅率(昇圧比)は14倍(23dB)に設定されていますので、0.2mVの出力のMCカートリッジの出力は2.8mVに増幅され、ほとんどのMCカートリッジに適合します。接続するフォノイコライザーアンプの入力インピーダンスは標準とされる47kΩとし、MMポジションで、アームからの出力を直接PHONO入力端子に接続してください。
HSA-01を使用する場合は、シェル上部の電源スイッチをOFFにした状態で、通常のカートリッジとシェル交換の作業後に電源スイッチをONにするだけで使用できます。ヘッドシェル取り付け時、電源スイッチをONにする時はプリアンプのボリュームは最小に設定してください。自重は12.5gとヘッドシェルとしては標準的な重さですので、ほとんどのアームで使用可能です。
適合カートリッジ | 出力電圧0.1mV-1mVのMCカートリッジ |
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ヘッドアンプ部 | ゲイン(昇圧比):14倍(23dB) |
最大出力 | 0.9V |
周波数特性 | 10Hz-100kHz(+0, -1dB) |
使用電池 | CR1632タイプ、リチウムイオン、コイン型電池(3V)1個付属(海外向け製品には輸出制限により付属しません。) |
ヘッドシェル本体部 素材 | ボディー:アフリカ黒檀材・精密削り出し加工(クリヤー・エコ塗料仕上げ) |
指かけ部 | 真鍮(非磁性金メッキ仕上げ) |
外形寸法 | 18(W) x 50(L) x 21(H)mm (取り付け部・指かけ部分を除く) |
自重 | 12.5g(リード線を含む・取り付けネジを含まず) |
音の鮮度は極めて高いと言っていい。今回MCカートリッジはジャスミンオーディオのミドルクラスのフォレスト(0.34mV)を使用、カートリッジのパフォーマンスをしっかり発揮しているだけではなく、よりダイレクト感があって解像度も高く、とてもクリアなサウンドだ。楽器や演者の呟きといったライブ音源の臨場感、空気感も鮮明に伝わってくる。
細い線と様々な接点を通り、やっと届いた微弱な音信号を高額なMCトランスやヘッドアンプを用いて増幅するより、純度が落ちない一番手前で微弱音信号を増幅した方が外的影響も受けず、鮮度の高い高品位高音質を得られる。しかも増幅された信号が届いているので、MMフォノイコライザー側もゲインにかなりの余裕が生まれるなど、とてもコストパフォーマンスも優れた逸品ではないだろうか。