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山本音響工芸 A-08S WE101D/104D シングルステレオアンプ WE101D ST管付属 中古品

商品コード: 101d-5

山本音響工芸 A-08S WE101D/104D シングルステレオアンプ WE101D ST管付属 中古品

通常価格 ¥460,000 円
通常価格 ¥575,000 円 セール価格 ¥460,000 円
当店特別価格 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。
付属出力管
電源電圧
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一点になります。発送は3日前後になります。100V仕様です。110~240V仕様の変更は可能です。トランス代と載せ替え作業代が掛かります。作業日数はおよそ30日ほど掛かります。

WE101D/104D専用パワーアンプ

A-08S Western Electric 101D/104D バージョン

Description

山本音響工芸の試聴室に設置されていた試聴機になります。メーカーで試聴用に使用されていた個体ですので、メンテナンスは万全です。非常にキレな個体です。メーカー本社内での試聴機でしたので、使用はかなり限定的で、 付属のWE101D ST真空管も使用時間は非常に少ないです。メーカーメンテナンスしての出荷になります。出力真空管も含め6ヶ月のメーカー保証付きです。


WE101D,WE104D専用のA-08Sの姉妹機です。出力が1Wに満たない大きさですが、WE205Dに劣らず音が良く、試作機の段階で期待した以上の音質と出力も十分に実用に耐えるという事で商品化されたモデルです。
WE101Dの約0.25Wの低出力をプレート電圧として約250V負荷を掛けて13.5mAを流すことで消費電力を約3.5Wにしています。このときの負荷インピーダンスは5kオームとして約0.6Wの出力が得られています。一方、WE104Dは規格表での最大出力はプレート電圧190Vで約0.8Wの出力が得られるとされていますのでそのままの状態を採用しています。いずれのタイプでもプレート電流の値はカソード抵抗を微調整して最適値を求め、規格値通りの約0.8Wの出力が得られています。また、カソード抵抗を切り替えるだけで両真空管が使用できます。
 

Spec
使用真空管 WE-101D/104D*, C3m,80
最大出力 WE101D:約0.6W/8Ω  WE104D:約0.8W/8Ω
周波数特性 22Hz-28kHz(-3dB)
出力トランスのインピーダンス 1次側5kΩ、2次側:8Ω
残留ノイズ 0.4-0.8mV
ドライブ方式 CR結合、自己バイアス方式
サイズ 400(W)294(D)204(H)m
重量 14.3 kg
Review

ちょっと信じられないくらいセンセーショナル!! 
101Dは300Bなんて比較にならない位良い。今まででベストのアンプです。
WE101Dを使用したアンプの印象は、大音量を出したとき以外は同社のWE205D、45、300B等全てのアンプの中で最も躍動感があり、クッキリした明瞭なサウンドであると感じました。これはこのアンプのノンチョーク式の電源の影響が大きいようです。通常のアンプでは出力段のB電源のリップルを除去するためにチョークコイルを使用しますが、このアンプは使用電流が小さいためチョークコイルを使用出ずCRのみでフィルターを形成してB電圧を供給しています。

出力段のカソードバイパスコンデンサーには米国デアボーン社のラグ端子型のポリプロピレンコンデンサーを弊社似てベークライトのケースに高強度エポキシ樹脂で封入したタイプを使用していることも音質的に大きく寄与しています。また、本機にはドライバー管としてシーメンスのC3mという真空管をシールドケースを取り去って使用しています。C3mは1968年頃に発売された比較的新しい設計の5極管で、非常に特性が良く、きれいな音がしてノイズなども少ない優れた真空管です。

WE101DとWE104Dは共にST型とテニスボール型をテストしましたが、ST型は良く締まったタイトなサウンド、テニスボール型は大らかなゆったりしたサウンドと感じました。テニスボール型は形がおもしろく見て楽しいですが、高価ですので音質から選べばST型で十分ではないかと感じました。スピーカー端子は8Ω出力端子のみですが4Ω, 16Ωのスピーカーを使用して何も問題はありません。ただし、いずれの場合も最大出力は下がります。8Wの最大出力であれば4-6W位の出力になります。