アストロ電子企画の製品の内部を覗くと理路整然と綺麗に配線された回路を確認できます。
厳選した部品を無酸素銅の単線を中心に配線した光景は芸術的。。
基本的な制作方法はボトムモデルからハイエンドモデルまで、全て同じです。原音再生を目指す姿勢も同じ。
値段やグレードの違いはシャシー素材、防振等のシールド性能や採用する各部品類の価格差から出ています。
上級モデルで使用している折り曲げ加工された鏡面仕上げのステンレス製シャシーは、それだけで、モデルによっては20万円位します!
使用するトランスは、橋本電気製を多く採用していますが、上級モデルにはアストロ電子特注のトランスを使っています。
モデルによっては橋本トランスを使用せず、同社が設計した橋本電気製と同等性能のトランスを使用してコストを大幅に抑えたモデルもあります。
こうやってアストロ電子の代表の兼佐氏が一台一台作り込んでいきます。ですので、オーナー様の音の好みに音質の傾向を寄せることが可能なのも
アストロ電子企画の強みでもあります。
今週末の真空管オーディオショーに向けて大忙しの兼佐氏であります。