バクーンプロダクツから、遂に本格的にMK4がラインアップをし始めました!
既に今年に入ってからMK4用の内部の回路の開発は終了してMK3の筐体を使ったアウトレット製品を販売して来ましたが、完全なMK4の筐体が今年の出来事により大幅に遅れていました。
先ずは小型タイプのSCA-7511MK4から!
MK3からは予想していた以上に飛躍的に性能がパワーアップしています。
基盤設計を一新し、自慢のSATRI-IC回路に新しいHIBIKI-ICがプラスされた事により、世界で高い評価を得ていたMK3の時より音の厚み情報量、リアリティーが増しています。新開発の入出力用インピーダンス調整回路、HBFBCを4個搭載しています。
MK3までの電源投入後のバイアス安定までの数分の待ち時間がなくなりました。立ち上りわずか30秒!!
MK3には無かったSATRI-LINK(電流入力)が搭載されました。7511MK3は拡張性が無かったのですが、MK4ではその心配もありません。
ある意味最大の特徴は7511MK4にも*BTLモードが搭載された事ではないでしょうか。今までは上位機種のAMP-5511とAMP-7511Aにのみ対応していたBTLモードです。
しかもそれらはメーカーに持ち込まないと出来なかったのですが、7511MK4は背面にあるBTL切替スイッチで簡単に切り替えることが出来るようになっています。
7511MK4を2台使ってモノラル・パワーアンプとして、歪みがほとんどない遥かにパワフルなサウンドを堪能出来ます。
と以上、7511MK4に付いて書いたのですが、価格もややグレードアップしていますので、廉価モデルはSCA-7500KやCAPシリーズになり、SCA-7511はハーフサイズの中位グレードのAMP-7511といった位置付けになります。
実際、ほぼ全ての点でAMP-7511Aを上回っています。
もちろん、MK3で評価が高かった本格的なヘッドホンアンプとしての機能も完備。
今までバクーンプロダクツを経験した事のない方にも世界が認めたサウンドを是非ご堪能して頂きたい!!
*BTLとはBalanced Transformer Lessの略で、ステレオパワーアンプの2つ(LとR)のスピーカー出力をブリッジ配線してハイパワーなモノラルパワーアンプとして使用する接続方法です。
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