オーディオ機器の下に備え付けることによって、音質を高めることができるものに「オーディオボード」があります。
本体のスピーカーやアンプなどにはこだわりをお持ちの方でも、こちらのオーディオボードを疎かにしてしまいがちです。
ぜひ、音質をより向上させるために、オーディオボードの購入を検討してみてください。
オーディオボードとは
オーディオボードを設置することで、オーディオ機器の音の振動を吸収したり、機器本来の鳴りを最大限表現してくれます。
材質によって音との相性もありますが、機器の本来の音を引き出してくれる効果があります。
インテリアとしてのデザイン性も重要視され、材質・デザイン(サイズ)・価格からお選びすることをお勧めいたします。
素材で選ぶ
オーディオボードの素材には、木材でできたものから、大理石や御影石、複数の素材を組み合わせたものなど多種多様にあります。
音色が素材により変わるため、好みの音や見た目のデザインから選んでみましょう。
木材
桜やヒッコリーなどが一般的にオーディオボードの木材として使用されています。木の適度な硬質さによる音の振動吸収率が高いのが特徴です。そのため、低音を響かせる場合には、木製のオーディオボードが向いており、見た目も柔らかな印象を与えてくれます。
山本音響工芸 B-60 スピーカー・アンプ用プレート型ベース
石材
石材は大別して大理石や御影石がメジャーですね。木材と比べても硬く重量もあるので、より音の振動やノイズを抑制し、低音域を引き締めつつ中音域の音色を際立たせてくれます。木材とはまた趣が違う高級感を醸し出してくれますね。
金属
薄くてもしっかり振動を吸収してくれるのが金属製のオーディオボードです。薄くても使われている素材が重いため、しっかりと振動を吸収してくれます。
また、高さもないため、コンパクトな見た目が特徴ですが、金属の場合、組み合わせによっては共振してしまう場合があるので注意が必要です。
ハイブリッドタイプ
複数の素材の組み合わせ
モノによって扱われている素材が異なりますが、木材と金属を組み合わせたオーディオボードやマグネットを組み合わせて浮力を利用した物まで、それぞれの素材の特徴を活かしたオーディオボードがあります。
山本音響工芸 MGB-50 マグネットフローティングベース
厚み・重量で選ぶ
素材によって異なりますが、厚みがある方が音の振動の吸収率が高く、響きがクリアになると言われています。
また、オーディオボードは、重い方が安定性が上がり、音色の響きが良いとされていますが、重すぎると設置箇所が変形してしまうこともあるので注意が必要です。
見た目だけでは軽く見えますが、実は軽いものでも2kgほどの重さがあり、重いものでは10kg以上のものもあります。
また、オーディオボードを組み合わせたオーディオラックであれば、複数の機器を綺麗に収めつつ音質の向上を図ることの出来ます。
素材によっては薄くても高性能のモノもありますので、お好みのデザインやサイズ感、素材でオーディオ生活をお楽しみください。
山本音響工芸 OS-32 (棚板2枚・高さ32cmタイプ)オーディオラック
オーディオラックの商品一覧↓
オーディオベース
オーディオボードとの組み合わせで多くのマニアが取り入れているのがオーディオベースですね。アンプやプレーヤー、スピーカー用と様々なタイプがあり、素材はオーディオボードより点留めの為、より輪郭のハッキリしたシャープで伸びのある音へと誘ってくれます。素材は硬い物が多く、セラミックや金属、木材は黒檀の様に堅い木材が中心です。
当店取り扱いオーディオベース