アストロ電子企画
ASTOR AS-350BsLC
真空管シングルパワーアンプ

AS-350BsLCのシャシーには、表面にネジ類を一切出さないシャシー作りを行い、折り曲げ加工され2mm厚の18-18ステンレス鏡面仕上げで、内部の取り付け部品には2mm厚18-18ステンレス鏡面仕上げ材と2mm厚無酸素銅材を使用したシャシーがあります。この頑強で美しい鏡面仕上げのケーシングだけで、実に20万円近くの金額が掛かっていますが、防振、雑音対策に格段の効果を上げています。放熱もしっかりしているので、真空管アンプでありながら長時間使用しても全く問題ありません。インシュレーターには無酸素銅の丸棒から削り出して製造した物に若牛革を挟んで取りつけて有ります。

回路部品には同社で厳選した音質によい部品類を使用して製造しています。真空管の取り付け精度も極めて高く、真空管取り付け部分から発生するノイズを可能な限り抑えて、無駄を無くした芸術的な無酸素銅を使用した配線は、配線によるノイズのピックアップを無くしています。

このアストロ電子の独自の製法技術により、ノイズが無く濁りの無いクリアで透明度が高い高音質と余計な飾りが無い忠実に原音を再現する事に大きく貢献しています。AS-350BsLCはシングルによる繊細で、細やかな透明感の高い表現をしつつ、チョークコイルを使用することにより音に厚みを増した原音再生を目指してます。最終段のトランスには同社設計のアストロ製ドライバートランスを使用、パワートランスは20W用を採用しています。